室内の熱中症の対策
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お風呂の中でも熱中症や脱水症を起こす危険があります。暑い日の長湯は避けましょう
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エアコンが苦手という人は、次のような方法を試してはいかがでしょうか。水分補給と、湿度の調整が対策になることに違いはありません。換気が悪く熱のこもりやすいお風呂やトイレで熱中症にならないようにご注意ください。
- できるだけこまめに水分を補給(寝る前にもコップ1杯の水を飲む)
- 寝る前に枕元にポットを準備、目が覚めたら水を飲む
- お風呂とトイレでは必ず換気扇を回す
- 窓を開けて風通しをよくする
- 扇風機で室内の空気に流れを作り出す
- 熱帯夜には保冷剤をタオルに包み、足の付け根や脇の下にあてがう
- 西日の当たる部屋には、すだれや緑のカーテンを利用する
緑のカーテンについては、次の項目で詳しくご説明します。
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病院でも緑のカーテンを実践しています(画像は始めた頃のものです))
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緑のカーテンとは、植物を利用した日よけの方法です。西日の差す建物の窓辺に二階からネットをかけて、ニガウリ・アサガオのように、つる状に成長する植物を置いておきます。すると、つたがネットをつたって成長して、その身や葉によって日よけになるというものです。
室内の温度は直射日光を遮ることで、条件によっては2~3℃も下がることがあります。涼しく電気代も節約でき(ひと夏で数千円も安くなることも!)、二酸化炭素の削減にも役立ちます。地球にも優しい緑のカーテン、試してはいかがでしょうか。
なお、植木鉢なども非常口や通路を妨げてはならないことが消防法によって定められていますので、マンションにお住まいの方は、管理人さんに許可を得てください。
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