2007年7月9日(月曜日)からきていただいた実習生の皆さん。
   今日までで当院の実習が終了しました。

   なお、各回答は誰が答えたのかわからないようにシャッフルしています。
   (ウエブ上に公表して良いという方のみ集計しています。)



   実習生のみなさんのお名前:T.Kさん(35)才  匿名さん(?)才
                若奥サマさん(17 だったら良いなぁ)才


 1、実習をして勉強になったことは?

   ・様々な検査見学・体験をさせていただいたこと。
    IVH挿入を始めて見学させていただいたこと。
    他にも、色々見学・実施させていただいてとても勉強になりました。

      IVHは中心静脈栄養、例えば鎖骨下静脈などの比較的太い血管を介して、
      点滴の針を挿入し、高カロリー点滴などを行うことです。
      今回の実習中、やや特殊な器材を用いたIVHの手技が外科で行われました。
      私自身も見学させていただいたのですが、勉強になりましたね!


   ・日頃は、ヘルパーさんと一緒に仕事を行っているので、看護師の仕事はあまり
    見ていなかったので、いろいろ勉強になりました。Drも理学療法士さんも、
    看護師さんもいろいろ教えてくださり、知識の幅が広がったと思います。

      自分以外の職種の仕事内容を見ておくと、将来必ず役に立ちます。
      なかなか鋭い着眼点ですね!
      (見られる側も意識ながら仕事をしなくてはならないので、病院にとっても
       実習生さんが来てくださるのはありがたいです。)



 2、実習前に準備・予習したほうがよいことは?

   ・解剖は、よく勉強しておくと良いと思います。解剖が理解できていたら、
    多少の質問にも答えられるし、説明を聞いた時に理解しやすいと思います。
    
    例文の体位交換は、体位換だと思います。

      このアンケートは質問事項・回答例を記載した用紙を別にお渡ししています。
      その中にスペルミスがあったとは・・・不覚。


   ・基本的な日常生活援助の復習。
    血精データの数値の見方やその他、検査の名称・目的など。

      血液検査では、生命に関わる重要な項目の基準値を覚えておくと、緊急で処置が
      必要なのかどうか、ある程度わかるようになります。
      余裕があれば、心電図やレントゲン写真などもチェックしておきたいですね。



 3、実習中にしておくべきだったことは?

   ・その症状に対して何をするべきかを、もっと考えなければいけなかったと思う。
    又、今、行っている事は、なぜそうしているのかも考えないといけなかったと思う。

      理論と根拠、そして目的、考えながら行動に移すことができれば、ずいぶんと
      理解しやすくなりますね。


   ・もっと、積極的になんでも見学すれば、まだまだ色々な事が学べたかなぁと思う。

      これからこれから! 現場に出るまでに、いろいろなことを経験してください。


 4、次のグループへメッセージをどうぞ!

   ・実習は、精神修行でもありますね。帰宅してからが戦いです。記録との。

      なるほど、記録・・・現場では記録をしておくことは非常に大切なことですが、
      予習・復習もありますし、実習生さんにとってはちょっと大変かもしれませんね。
      家庭のある実習生さんも多くいらっしゃいますし・・・。

      ちなみに、私も医学生時代に実習レポートをいくつも作成しましたが、1つの
      レポートにつき、長いときには3~4時間はかかっていました。1つの科で
      3~4つのレポートが必要なこともあり、すべての科を回る頃には国家試験勉強も
      必要・・・看護実習生さんも同じですね。みんな応援してます、ガンバレ!

   ・次の日に予定している事は、前日に少なくても本を読むぐらいはした方が
    良いです。せっかく説明していただいてもチンプンカンプンではもったいないと
    思います。

      そうですね、特に次の医療機関に実習に出かけたとき、もしかしたら同じ内容を
      行う機会もあるのではないかと思います。初めて見学・実施する検査や手技は、
      ぜひとも前日のうちにチェックしておくべきです。



 5、実習を終えてひとこと。

   ・他の病院では出来ない事を見学させてもらったり実施させてもらったりしました。
    今までの実習の中で、一番勉強になり知識も増えたし、一番楽しく過ごせました。
    たいへんお世話になりました。ありがとうございます。
   ・実習は……一生に1回で充分です……。
    記録がなければもう1回行けるか……も。


      肉体的・精神的な苦労も耐えない実習ですが、できるだけ楽しみながら行って
      いただければと思います。実習生同士、情報を交換しながらレポート(記録)を
      作るなど、お互いに助け合いながらこれからも頑張ってください。お疲れ様でした!



              他の実習グループの記録